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それは偶然にも、私がわが家に対して思ったこと。言うならば、不動産を“商品”としてみた思いではなく、生活者の目線から生まれた住まいへの思いです。私は平成4年、第一次バブル経済崩壊後に、「大手戸建住宅分譲企業」よりマイホームを購入しました。数年後、わが家をリフォームした際に信じられない事実が明らかになります。はじめて建物の中を確認。その様子は見るも無惨なもので、断熱材の未施工・補強材未使用・配線の乱雑などなど。結局、改装費用は当初予算の2倍を軽く超えてしまいました。一言で言えば資産価値を考えた住まいづくりを販売会社は行っていなかったのです。なぜ、人が生活の拠点とする大切な資産をこんなにも雑に扱えるのでしょうか。つまるは、大量供給ゆえに建築確認書に記載の最低限の工事をし、一人の現場監督が数十棟を管理し、2ヶ月あまりで完成させる事に奔走しているのでは価値ある住宅づくりは不可能なのではないだろうか。また土地も、景気の影響で年々下落する公示地価と同様に資産価値は低下していきました。 土地には色々な側面があり、価格・地形・陽当たり・接面道路・交通機関へのアクセスなどなどの利点が巧く組み合った土地は景気に左右される幅が少ないことも痛感しました。大切なのは不動産の価値を高め、維持に貢献することを会社の理念とし、シティーアドバンスコートの開発・販売を平成8年よりはじめました。私たちが展開するシティーアドバンスコートの企画は常に消費者の目線を失わず画一的な大量生産ではなく、常に変化を求め、事業者・設計会社・施工会社が良い意味で分立し、互いに主張しあうことにより、より良い作品を生みだすために日々試行錯誤を重ねています。景気に左右されない資産性。永住の地にふさわしい建物づくり。それは、大量生産を仕掛ける不動産会社にはできない技だと思います。だから私たち、株式会社シティートータルプランは、大量生産という考えを否定。肯定すべきは、その拠点で生まれる生活者たちの屈託のない笑顔を大量生産することです。そのために、一部地域ではなく広いエリア、特に23区内、駅至近を中心に価値ある土地を自分たちの足と耳と目で確かめます。 その上で、時代のニーズに敏感な技術者たちの手により、資産価値の揺らぐことのない高品質な住宅を送り出したい。私のように資産価値が購入時の3分の1に激減するというようなことがないようにと、そう考えています。これからも社員一同、みなさまにとってなくてはならない企業として、初心を忘れず、精進していく所存です。
